ブログHOME > 2006年03月
書評:人間万事塞翁が丙午(青島幸男)
青島幸男氏は、「しょうもない東京都知事」という印象が強かったのですが...。
思いのほか、良かったです。つい、電車でウルウルしてしまいました。

脚本・作詞・小説、絵など才能に溢れ、この作品で直木賞、絵では二科展入選と素晴らしい功績。
凄いですねぇ、並みの人間じゃない。
政治家になっちゃうなんて、俗っぽいけど。

久々に、4.5点以上の書評リストにも加えた一冊でした。


同時にアップしたのは、
書評:東京新大橋雨中図(杉本章子)
こちらも、直木賞受賞作。
才能のある人が、特に売り込み等せずとも幸運な出会いなどで見出され、指導も受ける事ができ、ついにはイッパシの絵師として自信と判断力を身につけていく物語というか...。
運と才能に恵まれた人は、いいですねぇ。
読み直しを始めちゃうと、書評の追加はし難いですねぇ。
最近、源氏物語を読み直し始めてしまいました。
長いんだ、これが。
それも、源氏物語って源氏が老いてからの方が面白いんだよねぇ。
おかげで、更新が滞ってしまっております。

原文も現代語訳もネットに溢れてるので、手持ちの本を読み比べてみたり。
そうすると改めて、「この人いったいどういう格好してるわけ?」とか、「これって、どういう文化なんだろ」と調べる気持ちが沸いて来るという、現代の本とは違う楽しみ方ができています。
時間がかかるのが難点。
おー! 金もかけずに新しい読書の楽しみを見つけたぞぅ。


個人的に、本は読者にページが開かれた瞬間から、それぞれの読者の自由な「解釈」で読めば良いと思って読書をし続けています。
原文を味わいたいなら原文を読めば良いし、現代語訳ならそれぞれの訳者の個性や解釈の違いこそが面白い。訳者も読者だったんだから。
でも、源氏物語って面白くって、「○○訳のあの部分はデタラメだ!」「最初は○○でよめ!」とか、原文に対する愛の深ーい人がたまにいる。
とても、興味深いです。

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